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【脳卒中シリーズ】脳卒中と異常知覚-後編-

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お読みいただいてる皆さんありがとうございます。理学療法士の唐沢彰太です。今回は前編でもお伝えした通り、【高次脳機能障害と異常知覚】の関係と改善事例について書いていきます。

高次脳機能障害と異常知覚

さて、高次脳機能障害と言ってもいろいろな症状のものがあります。話す・理解することが難しくなる失語症、一側の知覚が難しくなる半側空間無視などが有名ですが、異常知覚を引き起こすものにはどんなものがあるのでしょうか?

 

まず左片麻痺と右片麻痺では、どちらの方が異常知覚を生じやすいのでしょうか?文献上は報告されていませんが、右片麻痺の方がやや多い印象があります。このことから、失行症がしびれやこわばりなどを感じさせる1つの要因になりうると考えられます。

 

一方左片麻痺では、身体パラフレニーのような身体所有感の問題が生じることが多く、痺れも感じられないほど知覚に問題が生じるケースが見られます。つまり、異常知覚よりも知覚できない問題が多くなってきます

 

これらのことから、今回は失行症と異常知覚、また失行症において重要な身体への注意機能と異常知覚に触れていきます。

 

予測と結果のずれは異常知覚を引きおこす?

【脳卒中シリーズ】脳卒中と異常知覚-後編-

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