24日国境なき医師団(MSF)は、2023年3月ー8月までの期間にウクライナで活動する理学療法士を“緊”急募集。ウクライナ戦争による負傷者が多数いる中で、そのニーズに対応できるだけの人材が不足している。詳細は以下の通り。
1. 戦争負傷者の回復過程を改善するためのリハビリテーションサービススタッフの能力向上(手技、早期動員、理学療法士によりさらに定義される)。
ザカルパティア州およびイヴァノフランキフスク州の戦争負傷者に対する理学療法およびリハビリの支援。2. 適切な機器、手技、早期動員を用いた日常生活動作(ADL)への最適な復帰による回復過程と生活の質の向上を目的とした、戦争負傷者のケアを行うリハビリテーションサービスのスタッフに対する理学療法士によるトレーニング/能力開発。
優先する医療施設:(状況や能力に応じて変更する可能性があります。)
ザカルパーツィカ州:地域病院、市立病院、退役軍人病院。
イヴァーノ=フランキーウシク州 : Lyssetクリニック(ボランタリークリニックと連携)、市立病院
3. リハビリテーション機器の寄贈:ウジホロド市、退役軍人および地域病院への寄付または理学療法機器が要求され、進行中であり、首都および BCN レベルでさらに決定されます。
4. MHPSS(精神保健および心理社会的支援)のサポート(患者、スタッフ、戦争負傷者の家族...)をリハビリテーションサービスのサポートに含めること。
5. 理学療法士やリハビリテーションスタッフだけでなく、看護師やその他の医療専門家も含めた教育パッケージの必要性は非常に高いが、教育計画や実施はMSF(国境なき医師団)理学療法士の能力次第である。
6. 外来で理学療法やリハビリテーションを行う施設やクリニックにも支援を拡大する必要がある - MSFの理学療法士の稼働状況にもよる。
7. 理学療法やリハビリテーションのトレーニングやサポートの範囲を広げるために、他の組織と連絡を取り、協力する。
▶︎https://www.msf.or.jp/about/information/detail/20230224.html