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【こむらがえり】有痛生筋痙攣の基礎

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皆さん、こんにちは。火曜日担当の藤本裕汰です。本日もよろしくお願い致します。本日は臨床の中で利用者様から時々聞くことがある、有痛性筋痙攣について解説していきます。

 

有痛性筋痙攣とは

有痛性筋痙攣は「つる」ことであり、筋肉が不随意に収縮し疼痛を伴うことが特徴になります。実際にスポーツの分野で運動中に認めることも多いです。他にも運動後や就寝中にも生じ、悩むことの多い症状になります。

 

用語としては「こむらがえり」とも呼ばれることがあり、こむら(ふくらはぎ)がかえる(つる)が語源です。実際に利用者様はこむらがえり=つると考えている方もいるので、部位に関しては問診が必要になります。似たような用語に関しては筋スパズム(攣縮)があり、不随意でかつ突然の筋収縮を指します1)。有痛生筋痙攣は痛みを伴うものをいいます。

 

有痛生筋痙攣のメカニズムについては不明な点も多いですが、電解質異常や筋内運動神経終末の過度の興奮が関与していると考えられています1)。また、田中の報告2)の中では以下の様に分類されており、原因は多様であることが考えられます。

【こむらがえり】有痛生筋痙攣の基礎

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