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パーキンソン病の基礎

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皆さん、こんにちは。火曜日担当の藤本裕汰です。本日もよろしくお願い致します。ここ最近は股関節の疼痛や神経について解説しました。本日はパーキンソン病について解説していきます。基礎的な内容にはなりますが重要な知識になるので参考にしていただければと思います。

パーキンソン病の疫学

まずはパーキンソン病の教科書的な知識から解説していきます。黒質の細胞が変性することにより、ドパミン産生が低下し、スムーズに体を動かせなくなる神経変性疾患です1)。中高年期以降(40~80歳で好発50~70歳代)に好発し、症状に関しては安静時振戦、固縮、無動、姿勢保持障害の4兆候が有名になります。

高齢化の影響もあり、「パーキンソン病パンデミック」とも呼ばれています。世界的に有病率が増えており、1990年から2015年に倍増しています。また、2040年までにはさらに倍増し、13人/100万まで増加すると考えられています2)

日本では2005年の厚生労働省の調査で14万5000人と報告されています。罹患率は人口10万人当たり100~180人と推定されており3)、世界的にも多い傾向かと思います。要因に関しては高齢になるにつれて罹患率が上がっており、高齢化の影響が多いことが考えられます。

パーキンソン病の基礎

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