花リハ発足物語
インタビュアー: 「理学療法士の仕事が面白くない」、「給料をもらえればいい」など、モチベーション低く仕事をしている人が多いですよね。
山下先生:自分もそうだったので、気持ちはすごくわかります。
それを変える一つの方法として、たくさんの人に出会うことだと思います。勉強会って今たくさんあるし、Facebookを開けば、その人がどんな人か分かる時代。
人とつながって、自分の目標となるような人に早く出会うと行動が変わってくる。 そうやって、病院間の交流や、セラピスト同士の交流ができると、モチベーションが上がってくると思います。
インタビュアー:そうは言ってもなかなか、行動できない方もいると思うのですが、そういう方に対してアドバイスとかありますか?
山下先生:いろんな方がいると思いますけど、「この人にどう思われるんだろう」って気にして、変に思われないか怖がっている人けっこう多いんじゃないかなと思うんですよね。
まずそれを消す練習をする必要がある。正直、そこまで相手は自分のことを気にしていないと思いますし、覚えてないですよ(笑)
その練習方法としては、普段なかなか話さない人と話すとか。学校の先輩でもいいし、自分がいつも親しくしている人間関係から少し外に踏み出してみる。 そうしていくとどんどん変わってくるんじゃないかなと思います。
あと、懇親会とか飲み会も大事!その人が考えているところが、すごく聞けるし生の声が聞けます。
病院の業務をただこなすのと、やりがいを持って仕事をするのかでは、同じ時間を過ごすのでも 全然違いますよね。僕自身もそうでしたが、他にも同じ境遇の方もいるんじゃないかなと思います。
そう思い、そのきっかけに花畑リハビリテーション研究会を立ち上げました。 北海道の人って、道外の研修にみんな出ていっちゃうんですよ。
東京まで行かなくても北海道で学べるってとこを目標にしたいし、やりがいを感じてもらって知識や技術の底上げだけでなく、仕事にもっとワクワクを持ってもらえればいいなと思います。
プロフェッショナルとは
「自分が相手の立場になって考えられる人」です。
おすすめ書籍
内容紹介(Amazon.co.jpより)>>>
「小さいことにくよくよしない!」癖を身につけると、人 生は100%完璧にはならなくても、あるがままの現実を抵抗なく受け入れられるようになる。
本書に書かれた戦略をためしてみれば、穏やかに生きるための二つのルールが身につく。 1.小さいことにくよくよするな。2.すべては小さなことだ。この考え方を人生に取りこめば、もっと穏やかで愛情豊かな自分を育てることができる。
山下先生のコメント>>>自分の置かれた環境で、一番になれなきゃ他のとこでも一番になれない。勉強だったり、仕事だったりを環境のせいにしないこと僕は、この本を読んで、院内で他のどのセラピストより患者さんに寄り添えるようになろうと思いました。 。
(インタビュアー:加藤、記事編集:森田)
バックナンバー:仕事行って飲んでの繰り返しだった新人時代