みんなと逆を向く療法士のための転職術

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毎年、リハビリテーション専門職は約20,000人増えている。

 

私たちは、資格の恩恵をダイレクトに受けて仕事をしているのは周知の事実である。ある種の閉鎖空間であるがために判断が鈍化し一般市場から取り残されている感はある。ニュースでは仮想通過、AI、IoTなどの用語を聞かない日はほとんどない。

 

しかし、この業界は未開拓地帯でありもの凄いチャンスが眠っているのも事実です。今回は「みんなと逆を向く療法士のための転職術」を説明していきたい。

 

成功したいならみんなと違う道を自ら進め!

例えば、みんなが左に行ったら右に振り切るくらいのことをしなければ毎年リハビリテーション専門職が20,000人も増えている業界での成功は厳しい。

 

自分だけが逆という選択肢をとるということは、とても不安なことである。「本当に大丈夫なのか?」という恐怖が頭を過ると思う。

 

しかし、この恐怖に勝たなければ自分自身が描いている未来へは近づけない。必要なのは、技術とかでなく「勇気」が必要であるのです。

 

こんな実験があります。映画館でなんらかの事故が起きた際、非常口が2つあるにも関わらず、1つの非常口に人が殺到するとみんなもう1つの非常口があるにもかかわらず1つの非常口しか見えなくなるのである。これでは助かるであろう命も助かる確率は減少してしまう。

 

逆にもう1つの非常口から逃げた人は助かる確率は高まるであろう。いかにしてみんなと同じ行動が逆に危険になるという一例であるがこれはキャリア論でも同じことが言える。

 

今一度、30秒考えて欲しい。

「今の職場で実現できるのか?」

 

上司に意見をしても話しを聞いてくれなかったり、または聞くだけ聞いて実行しない職場にいては何も変わらない。

 

20世紀は病院という大きな船に乗りさえすれば、定年まで安泰で暮らせていた。

 

しかし今の時代、病院ですら倒産する可能性があります。

2025年までは高齢者は増えますが2040年には高齢者が減り、療法士が溢れるとまで予想されています。

 

今が良ければいいという考えは危険です。まず自分が何をしていきたいのかをしっかり考えて勇気をもって前へ進むための転職は価値があるがそうでない転職は価値はない。

 

給料をあげたいなどの理由だと、厳しくなった時に間違いなく一番最初に解雇を言い渡されるでしょう。

 

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