膝関節のスペシャルテストは、ACL/PCL損傷・側副靱帯損傷・半月板損傷・関節水腫・膝蓋大腿関節障害など、膝痛の責任構造を絞り込む臨床推論の起点です。本記事ではPT/OTの臨床で使用頻度の高い29のスペシャルテストを、構造別に「手順/陽性所見/対象組織/感度・特異度」と「臨床のポイント」で整理します。Lachman・Pivot Shift・McMurray・Thessalyなど代表的テストはエビデンスが豊富で、組み合わせ判定で精度が大きく向上します。
脊椎のスペシャルテストは、頸椎症性神経根症・胸郭出口症候群・椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・仙腸関節障害など、頸部痛・腰背部痛の責任部位を絞り込む臨床推論の起点です。本記事ではPT/OTの臨床で使用頻度の高い26のスペシャルテストを、疾患カテゴリ別に「手順/陽性所見/対象組織/感度・特異度」と「臨床のポイント」で整理します。SLRやSpurlingなど代表的テストも単独では特異度が低いため、組み合わせ判定が前提となります。


股関節のスペシャルテストは、拘縮・グローインペイン・FAI(大腿骨寛骨臼インピンジメント)・股関節唇損傷・梨状筋症候群など、痛みの原因組織を絞り込む臨床推論の起点です。本記事ではPT/OTの臨床で使用頻度の高い16のスペシャルテストを、疾患カテゴリ別に「手順/陽性所見/対象組織/感度・特異度」と「臨床のポイント」で整理します。
ハムストリングスは半腱様筋・半膜様筋・大腿二頭筋の3つの筋からなる二関節筋群で、股関節伸展・膝関節屈曲・脛骨回旋という多彩な役割を担います。スポーツ現場では肉離れの好発部位として知られ、保存療法か手術かの判断にも筋・腱付着部の損傷形態評価が直結します。理学療法・作業療法臨床では、坐骨神経痛との鑑別、SLR制限の責任組織判別、変形性股関節症や腰部疾患後の筋出力低下評価で頻繁に対象となります。