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理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)のためのマナー講座 第2回

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人と関わりを持つ時は相手の時間を使っている事も考慮する

なにかとS.N.Sやメールで質問を受けたり、仕事関係で人とお会いする機会があります。

その際、相手が自分の時間を使って対応している事を軽く考えられている方が少なからずいらっしゃる気がしましたので、今回はそんなお話をさせて頂きます。

⚫︎自己の用件だけを伝えるのは論外
以前のマナー講座でもお伝えしましたが、どこの誰かも名乗らず用件だけを一方的に伝えるなど論外です。質問に答えてもらうということは、相手も時間をとってあなたの質問の為に使っているのです。そんな相手に自分が知りたい事だけをぶつけるなど失礼ではないでしょうか。

⚫︎連絡時間を考える
パソコンのメールの場合、さほど問題はないかもしれないですが、メッセージ系のアプリだったりすると深夜の連絡は迷惑かつ非常識にあたる場合があります。FACEBOOKなどで深夜2時頃に「はじめまして!」とメッセージを送っても相手の心証に良い影響は与えないでしょう。

⚫︎ざっくりとした質問は時間の無駄を生む
「勉強を教えてください」「実習の事を教えてください」「国試対策を教えてください」これらは質問の幅が広すぎて答えようがありません。

このような質問に対し「具体的にどんな事を知りたいのか?」と問い返し、そこから質疑応答がスタートするのは時間がもったいないです。一回の質問で返答をもらえた方が効率的でしょう。

⚫︎決められた時間や日程の変更は早めに伝える
飲み会にしても勉強会にしてもプライベートで会うにしても、そこで会う人はその時間のために、他の予定を断ったり、業務の根回しなどをして時間を作っています。何かしら予定が変わるなら早めに連絡をしましょう。

連絡が遅くなると相手の時間を大幅に無駄にさせますし、時には多大な経済的損失与える事を理解しなければなりません。また、間違っても相手方から確認の連絡がくるような事態は避けなければなりません。そうなった場合、その相手と次の接点を持つ機会は限りなく低くなるでしょう。

いかがでしたか?

心当たりある方はいま気づくことが出来たかと思います。

いずれにしても時間軸を自分主体で考えず、相手の時間軸に配慮する心掛けを持ちたいものです。ITによる交流が多い時代だからこそ、その先にいる人の気持ちを考えることも大切です。

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        *セラピストのためのマナー講座 目次

 

文責

POST編集部(国家試験対策責任者):野田卓也RPT

理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)のためのマナー講座 第2回

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