こんなこと言われたことありませんか?
「老健に新入職するのは勉強したくないからだ」
「介護保険分野に行くのは10年以上経験を積んでからだ」
「勉強する気がないからその分野に進むんでしょ?」
直接見聞きしたことがなくても、数年前の認識ではこの分野に進むイコール、勉強する気がない、技術を磨く気がない、隠居生活に入った、なんて認識はなかったでしょうか?
今でこそ、この分野に進む新卒の療法士は増えてきましたが、それでもまだまだその認識はあるように思います。上記の意見以外にも、「経験を積んでから進む分野だ」という認識もあるでしょう。
果たして本当にそうなのでしょうか?20世紀の考えではそうだったのかもしれません。しかし今は、21世紀。1年でも大きく変化する今の時代において、未だこのような考え方では、日本の医療介護分野は衰退する一方ではないでしょうか。
医療リハと地域リハの差
地域リハの代表格として、訪問リハビリテーションがあります。度々聞く話題として、「新卒では訪問は無理」とのこと。本当にそうでしょうか?また、医療を経験すれば、訪問リハの土台ができるのでしょうか?
まず、地域リハに従事する方々の多くが口にすること「医療と地域は全く別物」ということです。もちろん制度も違います。もっとも大きな違いは「利用者の求めること」「国の求めること」にあります。
医療の世界にいれば、その方の失われた機能を回復させる、または維持、別の方法を探ることが求められます。もちろん同様のことを地域リハでも求められるでしょう。しかし、動けるようになったから地域リハにおいて、ゴールになるわけではありません。実のところ、ゴールなどないのかもしれません。
医療であれば、退院、リハの終了は当然あることで、それがゴールとなります。地域となると退院などありません。つまり、地域リハでは、機能が回復したその先を見据えてリハを行わなければならず、そのゴール設定は様々です。
国が求めることは「活動と参加」にあり、その利用者が社会の中でどのような立ち位置で一生を終えるのか、社会の一員として自立するのかという部分にあります。また、その評価やマネジメントを期待されているのが、我々療法士の役割です。
まとめると、医療と地域の差とは、その範囲が大きく違います。医療であれば、対個人に目を向けるなか、地域ではその個人とその環境、つまりは集団に対しての視点が必要になります。その視点の違いを理解し、修正することは1年や2年で変えられるほど甘いものではありません。
今後の療法士に求められる目線は、間違いなく広範囲になります。その視点を新卒の頃から身につけることのできる、地域リハ、訪問リハという選択は、現代にあった視点ではないでしょうか?
訪問リハ新卒者説明会実施
◼︎⬜︎◼︎⬜︎これまでの参加者から多かった質問内容◼︎⬜︎◼︎⬜︎
Q:新卒者がすぐに訪問リハ業務をできるのでしょうか?
A:LEでは、新卒者向けの教育制度を設けています。10年以上の実績で積み上げた教育システムですので、ご安心ください。最初は、一人で訪問リハには行かず、先輩と訪問をしながら勉強し、徐々に担当をもっていただくことになります。
Q:訪問リハの1日の流れを教えてください。
A:こちら(訪問看護ステーションの1日)に掲載がありますので、ご覧ください。実際に現場を見てみたい方は、説明会後に見学日時を決め、事業所を見学していただけます。
Q:利用者さんの疾患の割合を教えてください。
A:特に多い疾患などはなく、整形外科から中枢、難病の方まで幅広い利用者様がいます。
Q:希望の事業所にはいけますか?
A:基本的には希望に沿った配置を行っています。もちろん例外もございます。
Q:1日の訪問件数は何件回るのですか?
A:平均的には1日5件程度になります。
Q:給与面や休日の取り方を教えてください。
A:新卒 理学療法士・作業療法士(土日休み)
月給 267,500円+賞与 合計323万2000円
※入社後2ヵ月間試用期間制度あり。 (試用期間中も同条件で月給保障するため、年収計算で表記年収を下回ることはありません。
休日は自由に選択でき、完全週休2日(土日祝or日月祝)で、その他、有給休暇、年末年始、年間130日の休日取得が可能です。
※1 週休2日とは別に休暇を毎月1日付加しております。
※2 毎年必ず5連休を取る制度もあります。
【申し込み方法】
Life On Vital Element株式会社
人事:花口
TEL:03-5774-4400 / FAX:03-5774-4401
le_lovei@yahoo.co.jp
(お電話は平日9:00~17:00)
※説明会への参加希望の方は希望の日程を3候補お送りください。随時行っております。