ざっくりPOINT
■介護保険制度の見直しで、現役並みに所得の高い高齢者を対象に、サービス利用時の自己負担を3割に引き上げる案が政府内で浮上していることが31日、分かった。
■増え続ける介護給付費の抑制が目的で、実施する場合、来年の通常国会に提出予定の介護保険法改正案に盛り込む。
■介護保険の自己負担は制度スタートから一律1割で、昨年8月から一定以上の所得(単身で年金収入だけの場合年収280万円以上)がある人を対象に2割にしたばかり。浮上しているのは、2割負担の人の一部をさらに引き上げる内容。高齢者からの反発は必至で、調整は難航しそうだとまとめている。
詳細を読む(引用元):共同通信
POST編集部コメント
これまでも何度か介護保険について取り上げてきました。
2018年の診療報酬・介護報酬同時改定までもう時間は多くありません。
現在介護保険制度改定において注目されている論点は3つあります。「利用料の負担割合」と「高額介護サービス費の見直し」、そして「保険料の支払い年齢の見直し」です。
情報を先取りすることも重要ですが、それに踊られることがないよう情報を見極めていきたいものです。