ざっくりPOINT
■ケアファッションはこのほど、引き上げやすく、ずり落ちない「おしりスルッとパンツ」(4,980円・税込)の販売を同社オンラインショップで開始した。
■同商品は、西宮協立リハビリテーション病院との共同開発で生まれたオリジナル商品。加齢と共に運動機能が低下すると「手が後ろに回らないのでズボンを上げるとき、おしりが引っかかる」「トイレでズボンを上げようと手すりを利用するとずり落ちる」といった悩みが生じるという。
■そこで理学療法士、作業療法士の実務経験の視点から引き上げやすく、ずり落ちないパンツを開発した。
詳細を読む(引用元):マイナビニュース
POST編集部コメント
ほとんどの人は必ず「着替える」という行動をします。衛生面や体温調節、生活のリズムを考えるとなくてはならない動作だといえるでしょう。
着替えるという動作は服をつまむ、手足を挙げる、服を引っ張る、体をねじる、体を保持するなど多くの行動からなります。
高齢者にとっては、それら一つひとつを見ても課題となることも多く、その分リスクも増えるということです。
バランスを崩し、骨密度の低下などが重なれば、転倒による骨折も想像できるため、今回のような商品は大きな助けになると考えられます。
ある介護士を対象にした調査では、9割近くの人が、「高齢者の更衣動作介助は大変な作業」だと回答しているものもあります。
つまりは、利用する本人だけでなく、介助者へも有益であると言えます。
しかし別の側面で見ると、人の機能を外部化しサポートしていることになり、自立支援とはなりますが、機能のさらなる衰えも頭に入れておく必要があるのではないかと思います。
今後、自立支援の大きなサポーターとなることを願います。
文責
POST編集部 林 祐介
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※1(引用)
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(文化庁:著作権なるほど質問箱)