皆様もすでにご存知だとは思いますが、もう一度確認しておきましょう。
〔Image:Pixabay〕
パウダー医療手袋、2年以内に供給停止を - 厚労省が業者に通知
引用元:CBnews
厚生労働省は、手術などで使われているパウダー付きの医療用手袋について、2年以内にパウダーのない手袋に供給を切り替えるよう製造販売業者に通知した。
米国食品医薬品局(FDA)が、手袋のパウダーがリスク要因になり得るとして流通の差し止めを発表したことを受けた措置。
現在流通している製品に関しては、添付文書(使用上の注意)に「肉芽腫や術後癒着の形成リスクを高める恐れがある」などと追記するよう求めている。
なぜこのような話となっているのか?
それはパウダー付き医療用手袋を使用すれば、医療従事者と患者の双方にリスクが生じるから。
上記以外にもアレルギーのリスクも多い。
ラテックスアレルギーという言葉をご存知の方は多いだろう。
医療用の手袋の中には、着脱しやすいようにコーンスターチ(トウモロコシから作ったデンプン)などのパウダーを塗って滑りを良くしてある製品がある。
しかし、パウダーが肉芽腫や術後癒着の形成リスクを高める恐れがあるほか、天然ゴム製の手袋にパウダーが使われた場合、パウダーが天然ゴムタンパクのアレルゲンの運び役となり、吸引した人にアレルギーを誘発する可能性もある。
厚労省などによると、国内ではパウダー付きの手術用手袋が20種類程度流通しており、医療用手袋の流通量の4割近くを占めている。
みなさまの所属先は対応済みですか?
パウダー付き医療用手袋はリハ部門でも使用しているのではないでしょうか。
厚生労働省の通達をぜひご確認ください。
文責 POST編集部 林 祐介
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