SPTS(スポーツ理学療法セミナー)シリーズ書籍  ~アスリートの医療環境向上のために~

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 アスリートの整形外科的疾患のリハビリテーションや予防の観点から、世界中で発表された論文をレビューし、共有するセミナー“スポーツ理学療法セミナー(SPTS)”、過去に行われたSPTSは書籍にて販売しております。

 また、本年度のSPTS(テーマ『オーバーヘッドスポーツの肩関節疾患治療の科学的基礎』)は2017年3月26日(日)開催と日にちが迫っております。お早目にお申込み下さい。

 

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http://www.glabshop.com/spts2017/

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膝関節疾患のリハビリテーションの科学的基礎

 膝関節はスポーツ動作にて損傷を起こしやすく、その治療方法には外科的治療が必要となることが多いが、受傷した原因を形態的要因のみならず機能的な要因からも明らかにし、介入効果が期待できる機能不全に対しては身体機能向上を目的としたアスレティックリハビリテーションを指導し、再発を予防することが求められる。

 そのような観点から本書では、膝関節の解剖、機能、障害の評価、治療、リハビリテーションについて、膝関節伸展機構、膝蓋大腿関節、半月板、脛骨大腿関節、後十字靱帯、内側外側側副靱帯に分けて広く、深くレビューした。

 運動器の機能改善を専門とする方々には本書を参考に膝関節の外傷、障害の発生を予防するための身体機能向上方法を得ていただき、怪我や故障をしたときこそが、選手に身体機能不全を自覚させ、改善させる絶好の機会であることを念頭にアスレティックリハビリテーションの開発と普及に役立てていただきたい。

 

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http://www.glabshop.com/other_goods/book_dvd/#6

 

下肢のスポーツ疾患治療の科学的基礎: 筋・腱・骨・骨膜

 これらの疾患はスポーツ現場でよくみられるにもかかわらず、治療プロトコルが確立されていないものも多い。現時点での情報を集約することで次の研究課題を明確にでき、また、現在の治療を見直す必要性に迫られることもあると思われる。

 第1章では、スポーツで発生する筋障害のうち、ハムストリングス、大腿四頭筋および下腿の肉ばなれ、慢性コンパートメント症候群、筋挫傷、およびこれらの疾患に付随する合併症に関する知見をまとめた。

 第2章では、腱障害のなかでも臨床で多く遭遇するアキレス腱炎、膝蓋腱炎、鵞足炎、腸脛靱帯炎の4疾患に焦点を絞ってまとめた。

 第3章では、発生頻度の高いスポーツ障害でありながら、危険因子や発生メカニズムに不明な点が多く、効率的な治療法・予防法が開発されていない大腿骨疲労骨折、膝蓋骨疲労骨折、下腿疲労骨折、シンスプリントの4疾患についてまとめた。

 第4章では、「私の治療法」として、各著者が実際に行っている運動機能の詳細な評価と機能改善のための治療法を詳しく紹介した。

 

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骨盤・股関節・鼠径部のスポーツ疾患治療の科学的基礎

 骨盤輪不安定症は、明らかな構造的異常を検出する検査法が確立されておらず、客観的な診断法が確立されていない疾患概念といえる。一方、股関節疾患については、大腿骨寛骨臼インピンジメントという疾患概念が提唱され、MRIや関節鏡による関節唇損傷、関節軟骨損傷の病態が解明され、急速に診断と治療が進歩しつつある。

 また、鼠径部痛症候群は、サッカーが盛んなヨーロッパを中心に注目されてきた疾患概念であるが、症状が多彩・広範囲に及び、そのメカニズムは十分に解明されていない。

 このように、まだまだ医学的に確立されていない面もあるが、この時期に包括的にレビューすることで、今後の研究を加速する一助になることと思われる。本書が骨盤・股関節・鼠径部のスポーツ疾患に携わるすべての医療従事者や研究者のパートナーとなることを願う。

 

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足部スポーツ障害治療の科学的基礎

 第1章は足部の解剖学・運動学・アライメント評価である。足部アライメントに関しては未解明な点が多く、評価方法についても未発達な領域であることが明らかとなった。

 第2章では通常の手法でのバイオメカニカルな検討のほかに、骨マーカーでの計測結果も記載されており、またインソール、テーピングの効用も文献的に検索されその有用性が述べられている。

 第3章では前足部によく生じる疾患の疫学、病態・診断、治療について記載し、第4章では扁平足、疲労骨折、そして踵部痛の三大疾患のみを集中的に扱った。

 第5章は関節運動連鎖、運動療法およびインソールの3項目よりなっている。本章では第1章から第4章までに記載された文献レビューの結果とともに、経験豊富な執筆者の臨床的な思考や意思決定にいたるプロセスを十分に盛り込んでいただいた。

 

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ACL再建術前後のリハビリテーションの科学的基礎

 選手が競技復帰に成功するための安全で合理的な治療上の選択肢を提示すること、そして治療者が正しい知識に基づいてその選択肢から正しい解答を選択できるための情報を集約することを目的としている。

 第1章では術後の短期成績、長期成績、さらには手術のタイミングについて、第2章では再建靱帯の固定法について、第3章では再建術式について詳細に述べている。また、第4章から第6章までは術後の各時期に応じたリハビリテーションの特徴が述べ、第7章では競技復帰について、復帰時期、復帰基準項目などについて述べている。

 第8章では第7章までに記述されたレビューでは結論づけられなかった点も含めて、臨床場面における治療計画の決定にあたり治療者がどのような観点で治療法を選択するのかを再建術とリハビリテーションそれぞれの治療法選択の根拠を提示するため、4名の治療者(整形外科医師、理学療法士)にご執筆頂いた。

 

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