理学療法士の葛藤を描いたヒューマンドラマ
三浦貴大主演の映画「栞」が6月15日(木)に大分県別府市、大分市地元の方々、そして日本理学療法士協会の協力のもと、約二週間の撮影の間、天候にも恵まれ無事にクランクアップを迎えた。
本作は、家族、仲間、様々な境遇を持つ患者たちと向き合いながら前に進もうとする理学療法士の葛藤を描いたヒューマンドラマとなっており、主人公の理学療法士・高野雅哉には、近年TBS「リバース」、映画「夜空はいつでも最高密度の青色だ」、「怒り」など話題作に出演している三浦貴大(みうら たかひろ)が演じている。
また、そんな雅哉を献身的に支える妹の高野遥を演じるのは約300名のオーディションを勝ち抜き選ばれた新人女優の白石聖(しらいし せい)が演じる。
そして雅哉の父親で公立中学校の教員・脳腫瘍により入院している高野稔を演じるのは、舞台、映画、ドラマで様々な作品に出演、今年は韓国映画「密偵」の公開も控える鶴見辰吾(つるみ しんご)が演じることも解禁。
そして監督は元理学療法士という異色の経歴を持つ榊原有佑(さかきばら ゆうすけ)。理学療法士時代に見聞きしたことを元にしたオリジナルストーリーとなっている。
キャスト・監督コメント
■三浦貴大(主人公・高野雅哉役)
本当に楽しい現場で撮影を終えて良い作品になる予感がしてます。僕自身は主演として何か特別な事が出来たわけではないですが周りのスタッフや演者の方々、何よりも大分の方々のご協力があって無事に撮影を終えることができました。本当に感謝してます。
■白石聖(高野遥役)
重厚な内容ですが現場の雰囲気は暖かく大分の方々の優しさに触れて、あっという間な撮影期間でした。経験もまだまだ浅い私ですが、この作品を通して私自身何か成長出来た様な気がします。本当にありがとうございました。
■鶴見辰吾(高野稔役)
短い撮影期間だったけど、三浦貴大さん、白石聖さんと本当の家族になり得たような感覚に到達できた。とはいえ、果たして私は榊原監督の強い思いに応えられた演技ができたのかはいまだに不安だ。限られた条件の中で、真心のこもった映画を作る現場にいられたのは俳優冥利に尽きる。外科手術のシーンは本物の医師が忙しい中出演してくれた。この映画をサポートしてくれた全ての方に感謝したい。
■榊原有佑監督
約2週間の撮影期間でタイトなスケジュールではあったものの素晴らしいキャスト・スタッフに囲まれ満足のいく撮影を行うことができました。梅雨入りしていたのにもかかわらず天候にも恵まれ、これから編集作業に入りますが必ず良い作品になると確信しています。公開はまだ先ですが楽しみにお待ちいただけたら幸いです。
三浦貴大
白石聖/鶴見辰吾
監督:榊原有佑 脚本:眞武泰徳
制作:andpictures 制作協力:プラスディー 特別協賛:日本理学療法士協会
©栞製作委員会
2018年秋 公開予定
※POSTが映画『栞』の撮影現場を独占取材
約2週間の撮影期間、そのほとんどの模様をPOSTが取材させていただきました。監督のコメントほか、キャストの方々のインタビューに至るまで、今後続々と配信させていただきます。
今後、映画『栞』の特設ページもPOSTに設置予定です。ぜひ、ご覧ください。