本日は、第53回理学療法士,作業療法士国家試験の実施日だ。受験生は、今までの努力が報われるよう、力を出し切ってきて欲しい。

そして、同時に開催されている東京マラソンでも、脳梗塞により後遺症が残りながら4時間以内の完走を目指すランナーがいる。

約３万６０００人の市民ランナーが都心を駆け抜ける２５日の東京マラソンに、脳梗塞（こうそく）を患い、右半身にまひが残る埼玉県志木市の会社員、千葉豊さん（３９）が挑む。

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6年前、34歳という若さで脳梗塞を発症した千葉さん。当初は、車椅子での生活を宣告されていたが、苦難の日々を乗り越え日常生活に支障がなくなる程までに回復した。

そんな千葉さんの次なる目標は、4時間以内でフルマラソン完走を目指す、「SUB4」と呼ばれる健常人でも難しい記録だ。

完走に向けて、脳梗塞特化型リハビリ施設の理学療法士やランニングコーチ、管理栄養士とタッグを組み「B-SUB4プロジェクト」というチームを結成。今日、その大舞台である東京マラソンに挑む。

千葉さんは、「生き残ったのだから、チャレンジしないといけない」と意気込みを語っている。

受験生も千葉さんも、今日という日を力いっぱい走り抜け、悲願達成となることを祈っている。