三木先生より献本いただきました
いつもPOSTで執筆いただいております三木貴弘先生に「PTOTが書いたリハビリテーション英会話」をいただきました。といっても、ずいぶん前にですが…(三木先生遅くなり申し訳ございませんでした…)
慌てて、拝見させていただきましたが、しっかり読みましたよ!
実は私今井は、何度でも何度でも何度でも…立ち上がり英語にチャレンジしてきました。今尚、見事なまでに挫折をしております。中学1〜3年までの教科書を取り寄せて見たこともあります。D○M英会話をやっていたこともあります。
好きな海外ドラマを字幕なしで見て勉強したこともあります。外人の彼女を作ろうと、後輩を連れ出し、外国人版「街コン」に繰り出したこともあります。
そんな私のためを思ってなのか、この度待望のリハビリテーションで使用される言語で学べる英会話本が出版されました。内容は、臨床の中でも”評価”にクローズアップされた内容で、英会話を学べながら、評価の手順も学べてしまう一石二鳥な書籍です。
専門書のように、ただただ難しい内容を、ただただ長々と書いているものではありません。チャットのような会話のやり取りになっていて、三木先生に似ているのかどうかよくわからないイラストで進行していきます。
全142ページと「英会話本にしては少ないのでは?」とも思いましたが、おそらく必要な文章表現だけを密に載せていただいているので、ある意味で暗記できるほどのボリュームです。
私も、勉強していた際には「約60フレーズを暗記すれば、ある程度の日常会話は可能」と学んだことがありますので、この書籍も初心者目線での内容に凝縮されているのだと思います。
臨床英会話と聞くと、なんだか専門用語が多用され難しいイメージもありましたが、小2ほどの英語能力しかない私でも十分に理解できる内容でした。
今後は日本でも英語の場面が増える?
最近、日本のコンビニや飲食店を見回すと外国人の方々が働いているところを目にします。ここ最近では、それがさらに加速しているかのようにも感じています。
観光客も増えている中で、病院やクリニック、施設にも海外の患者さんが来るケースも増えることでしょう。私も、クリニック勤務時、カナダの方が患者さんといらっしゃっていて、担当したことがありましたが、当時はリハ時間前にその日やるべき評価やトレーニング内容、日常会話をノートに書いて、見ながら会話をしたものです。
実際には、そのカンペノートを見られ、内容を読んでいただき、流暢な日本語で文法の間違えをご指導いただきましたが、いい経験でした。
時代の進化とともに、翻訳機も進化する中で、瞬時に翻訳するアプリやデバイスも増えています。おそらく瞬間的に翻訳することは今後問題なく可能になることでしょう。
ただ、個人的にはその中でも英会話を身につけ、そのようなデバイスに頼らないでコミュニケーションを取れる専門家が重宝されて来るのではないかと思っています。
いつの時代も、デバイスだけに頼るのではなく、その中で失われつつある”人とのコミュニケーション”を大切にすべき時代ではないでしょうか?
話は脱線しましたが、ぜひそんな苦手意識のある方も、この「PTOTが書いたリハビリテーション英会話」でともに学びましょう!
忖度なしの感想も書いてみる
これまで、真面目に感想等を書いていましたが、なぜかムズムズするので、忖度なしに自分の感想を述べてみようと思います。(献本いただいたのにすいません…今後、献本される方へ、私はこう言う人間ですので、ご献本いただく際にはご注意ください)
非常にニッチで奇を衒うような参考書ですが、個人的にはもっと奇を衒って欲しかったなと思いました。この書籍には、書籍のほか音声ダウンロードが可能で、ちゃんとした発音も確認できるのですが、ある意味ではありきたりです。
ここに、三木さんのスカイプアカウントと予約表があり、予約すると1回だけスカイプ英会話を三木さんとできたら面白かったなと思います。あとは、YouTubeと連動して、内容の実写化をやってもらえると入って来やすいかなとも思いました。
ぜひ、POSTで面白い企画が浮かびましたらご相談させていただきます!
最後に
三木先生をはじめ、この書籍に関わった全ての皆様へ、感謝申し上げます。