4月27日、政権与党である自民党の経済構造改革に関する特命委員会が最終報告とし
「健康・医療・介護の新たな展開」の中にはリハビリテーションに関する記載もあることに注目したい。
1) ICT を活用したオンライン医療の推進
国家戦略特区での実証を踏まえたオンラインでの服薬指導に関する必要な法制度の整備、オンライン医療に関する次期診療報酬改定での評価を進め、オンラインでの服薬指導、モニタリングやリハビリテーションなど、在宅医療の推進、患者の利便性の向上、医療職の働き方改革に資する、ICT を活用した「オンライン医療」全体を、患者の安全性を確保した上で推進する。
詳細を読む(引用元):「経済構造改革戦略:Target 4」
ICT(Information and Communication Technology)は「情報通信技術」の略で、現在医療以外でもあらゆる分野に取り入れられるようになってきている。
今年の春から「オンライン診療科」が70点/月が認められ、オンラインによる遠隔診療市場は今後ますます拡大していくことが予想される。
離島など、病院から離れた場所に住んでいる方はもちろん、都市部に住む高齢者でも、独り暮らしや忙しくてなかなか病院に行けない方にとってもオンライン診療は役に立つだろう。
理学療法士や作業療法士も、新しい医療のカタチも踏まえて考えていく必要があるのではないか。