※完成品イメージ画像
神戸大学の作業療法学専攻教授 種村留美先生が開発に携わった高齢者向け「マルチリモコン」。
このリモコンは種村先生と長尾徹先生の研究チームのメンバーが使途やデザインのアドバイスをし、(株)坪田測器が高齢者の利用シーンに耐えうるような正確に動作するための電気回路、ソフトウェアやハードの設計から製造までを行なった。
高齢者がリモコンのボタンを誤って押して設定を戻せなくなり、家族に電話などで復帰依頼をする事例が、改良型リモコン使用後、15ヶ月後に訪問して確認したところ、0件になったそうだ。
神戸大学の研究では、高齢者及び介護従事者が不便だと感じる電気製品は、他と大差をつけ「テレビのリモコン」だということがわかっている。若者向けに高性能すぎてボタンが多く、「テレビの画面がいつもと違う」「どのボタンを押せばいいのか・・・」といった理由で高齢者を悩ませている。
その商品化のために、量産のための製造機械を構築する費用が不足しており、現在クラウドファンディングを実施している。詳細は以下リンクから
▶︎ 神戸大学発!高齢者と介護スタッフを救うマルチリモコンを開発!