今回も、理学療法士が趣味に対して全力で楽しむ為の全力の分析をしてみようのコーナーです!誰に、需要があるのか、筆者もよく分かっていませんが、ちょっと、暇な時にでも読んでいただけたらと思います。
筆者自身の話ですが、仕事で体を使い、休みの日には、釣りで体を使い、ジム通いまでしていると、身体に良いことをしている筈なのに、身体のキレが悪くなったり、疲労が溜まってくるのが分かります。
この、疲労困憊な状態に一旦陥ると、
疲れた。眠たい
→早く寝たい
→もはや起きたくない
→早起きできない
→釣りに行くのが辛い
→悲しい
→仕事に力が入らない。
という負のループに陥ります。
まさに悪循環。それでも、毎日18単位行くのが、現実。
この負のループに陥ると、釣り人の私にとっては、QOLの低下や活動性の低下、不活動による筋力低下を招きます。
Hayato Horiは、釣り人の疲労は、釣行回数の低下及びQOLの低下を招くと勝手に1人で思っている
こうならない為にも、趣味活動を全力で取り組む為に、普段から身体のケアをしてあげる必要があると考えています。身体のケアと一言にいっても、ヨガ、瞑想、ストレッチ、有酸素運動、マッサージ、岩盤浴、リフレクソロジーなど色々、種類はありますが、
せっかくなので、"釣り"のパフォーマンスアップや"釣り"の特異的な部分をしっかり分析して、効率よく鍛えたいというのが、筆者の本音です。そして、PT的思考としては、誰もが出来る、再現性の高い運動で効果が出るというのが理想です。真似する人がいるかどうかは分かりませんが、釣りトレを紹介していきたいと思います。
今回は、釣りに必要な手の筋肉、母指球筋と前腕の筋肉のストレッチを紹介します。
母指球筋はリールを一日中、把持するので非常に緊張しやすい筋肉です。これは、簡単に緊張を落とすことが出来ます。
難しいことは言いません。とにかく揉んでください。痛気持ちいいと思います。「気持ちいいだろ??」というドSな気持ちになって、揉んでみてください。
次は、前腕の筋肉、僕はジャーク筋と呼んでいます。釣りにはジャーキングという、特有の動作があります。
手関節の背屈と掌屈を繰り返す、ちょっといやらしい動きを一日中繰り返すので、半端じゃない疲労が襲ってきます。
これはヤバイです。
ちゃんと筋肉をほぐしてあげたほうがいいと思います。手首も指先もしっかり伸ばしてあげましょう。写真のように、肘を伸展した状態で手関節をしっかり伸ばしましょう。30秒程度伸ばしてあげてください。
ここまでしておけば、手のケアはOKでしょう。
このストレッチを始めてからは、釣りでの疲労を感じないし、今のところ怪我をしたこともない。理学療法士としての経験や知識をこんな部分で活用することが来るとはまさか思わなかった。
誰でも出来るストレッチだし、すごくおススメです。さあ、また週末は釣りに行ってきます。