もっすー、ゲンテンの武田です!
花粉症に悩まされている方は辛い時期ですね><
雨が降れば、多少は過ごしやすいようですが、
この時期の雨は冷たい。
そんな雨の中、先日訪れたイベントについてレポートしたいと思います。
OTOTAKE PROJECT 乙武洋匡の義足プロジェクトを応援したい!
2019年3月7日に都内で開催された、クラウドファンディング「乙武洋匡の義足プロジェクトを応援したい!」のトークイベント
著書「五体不満足」の発売以来、小学校教員になったり、
様々な話題でテレビを賑わせてきた乙武さんの生き様は、
まさに「みんなちがって、みんないい」を全力で体現。
この人に逢いたい…
そんな気持ちからFacebookイベントページの参加ボタンを押しました。
登壇した乙武さんは圧倒的に笑顔で、ユーモアたっぷり!
その一挙手一投足から目を離せなくなるほど魅力的でした。
そして…
僕の興味は乙武さんの放つ言葉から…
体の使い方へシフトしていきます。
ただの変態だと思われても差し支えありませんし、逆に光栄なくらい。
まず最初に心奪われたのは「左腕のジェスチャー」
乙武さんって左利き?
電動車椅子の上で、体全体を使って言葉を表現する乙武さんの姿を見てはたと気づいたことが
「この人、左手をよく使って話すなぁ」
電動車椅子のジョイスティックは右側
右利きなのかと思いきや、体幹はやや左に側屈し、重心は右に偏移したまま。
しかもよく左手を使っている。
あとで調べたら、やはり左利きだったようです
そんなことをだらだらとノートに書いているうちにイベントはどんどん進行し
プロジェクトメンバーの紹介に移っていくのですが…
理学療法士ウッチーの登場
このイベントに参加したもう一つの理由は、
「25歳にして乙武さんが心酔してしまうほどのリハビリをする理学療法士 内田直生さんに逢いたい」
乙武さんは、彼に出会ったその日のうちに
まるで「手や足がない頃」があったかのような的確なアドバイスを受け
「理学療法士ってスゴい!」と感動したそうです。
「ウッチー、前に出ておいで〜」
登壇を促されながら、物怖じせず壇上の上がった25歳の青年
彼の言葉には好感しか持てなかった
「多くの理学療法士から色々なアドバイスや意見をもらいながら自分自身成長していきたい」
ここまで謙虚で潔くイケメンから放たれた言葉は、薄桃色の空気をまとい
きっと会場の女性全員が心奪われたことでしょう。
僕も含めて(笑)
無条件に応援したいと思い、しっかり名刺交換をしたあと
会場を出ると、すっかり雨は止んでいました。
ウッチーのために理学療法士としてできること
25歳にして日本一有名になった理学療法士と言っても過言ではないウッチーと、
「みんなちがって、みんないい。」を全力で体現する乙武さんのために
理学療法士としてできること
それは、僕の知りうる知識と技術をとりあえず参考になるかはわからないけど伝えていくこと
そして、それを見た他のセラピストが呼応するようにアイデアを出し合うことじゃないかなぁ。
ということで、
乙武さんの動画をかき集めて動作分析してみました。
個体発生は系統発生を繰り返す
僕たちは発生の段階で生物進化の過程を辿って人の形になると言われています。
つまり僕たちの体の中には、手足のなかった魚の時代の記憶があり、次第にヒレが手足に代わった両生類の時代の記憶が刻まれています。
もしも、乙武さんがこれから義足をつけて歩くのであれば、この過程を丁寧にたどることが重要なポイントになっていくように感じます。
皆さんはどのように感じますか?
この課題について議論することは、理学療法にとってきっと大きな価値があると思います。
例えば歩くために手は必要ないのか?とか、大腿の2関節筋の作用を膝関節の制御機構とどのように同期すべきか?とか
知恵がある人は、できるだけ発展的な形で議論して発信してください!
そして、このプロジェクトを絶対に成功に導きましょう^ ^