日本嚥下医学会は新型コロナウイルス感染症流行期における「嚥下訓練の具体的指針」を提案した。
嚥下訓練は、地域の感染状況や患者の感染状況を考慮し、PPEを適切に使用して、実施環境における感染対策を講じた上で行うことを原則とする。PPE の枯渇等により、十分な感染予防策 が講じられない場合には、嚥下訓練を見合わせることを推奨するとしている。
なお、感染対策はPPEの装着のみではなく、飛沫物がついている、または落下したと考えられる環境の清拭、医療者の鼻・口・眼に手からウィルスや細菌をつけないための、手洗いを中心とした対応が基本だ。
PPEを装着した際には、PPE の表面に触らないこと、PPEを脱ぐ際の注意、その直後の手指消毒を忘れないように注意喚起を述べた。
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