地域保健領域に従事するリハ専門職に必要な能力には「知識」、「技術」、「態 度」の３点が重要ー。

今月29日、日本理学療法士協会は「令和元年度 地域保健総合推進事業報告書」を公開した。

▶　http://www.japanpt.or.jp/info/20200729_01.html

全国でリハ専門職 の自治体職員ならび保健所・保健センター職員としての配置は十分とは言えず、過去に本 事業で実施した調査ではリハ専門職が配置されている市町村は約３割に留まっていること が明らかとなっている。

今回、リハ専門職による災害支援がより効果的・効率的となるよう、職能団体と行政機関の連携体制の 構築推進に向けて、リハ専門職および職能団体による災害時の支援内容を明らかにし、リハ専門職による 支援内容を行政機関の職員に理解を得るための「リハ専門職およびリハ専門職団体の災害時活用指針」 作成した。

また、地域保健に従事するリハ専門職の実践事例の収集として、８つの地域保健（地域保健、母子保健、生活習慣病および健診、疾病対策、障害児および障害者、精神障害、老人保健、学校保健）に従事するリハ専門職より、日頃の業務内容や従事するリハ専門職に必要な能力等についてヒアリングを行い事例集としてまとめた。