厚生労働省は24日医療施設動態調査(令和2年10月末概数)の結果を発表したー。
・病院の施設数は前月に比べ2施設の減少、病床数は1,252床の減少。
・一般診療所の施設数は59施設の増加、病床数は348床の減少。
・歯科診療所の施設数は39施設の減少、病床数は増減無し。
▶︎https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/m20/is2010.html
12月4日経済財政諮問会議でも提言されていた、3項目のうち「1人当たり医療費・介護費の地域差半減・縮減」を考えると、さらに病床数は減少する見込み。
理由は、「1人当たり医療費」「人口当たりベッド数」「平均在院日数」との間には一定相関がある。多いベッドを埋めるために、入院期間が長くなり、結果として1人当たり医療費が高くなる、という関係が見える。