2021.02.26
【脳卒中シリーズ】その患者さんの視野欠損ほんとに見えてない?
お読みいただいている皆さんありがとうございます。
理学療法士の唐沢彰太です。
脳卒中後の後遺症の中に、視野欠損があります。
右半球損傷の場合、半側空間無視との鑑別が非常に重要になりますが、それ以外にも注意しなければならない点があります。
今回は、リハビリの臨床において視野欠損の疑いがある場合どのように対応していけば良いのかを書いていきます。
視野検査の限界
視野を検査する方法はいくつかありますが、リハビリにおいて行うのは対面式の検査です。患者さんと対面で座り、顔の正面に一方の指を見せ患者さんにはこの指を見てもらいます。その状態で、もう一方の指を一側の視野の中で動かし、動いたら教えてもらう方法です。また、機器を使用した検査もあります。
...
- 「いいね!」で最新情報をお届け!
- Twitterでもチェック!!
- Follow @POSTwebmedia