基礎医学シリーズ触診編―下腿前面―

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皆さん、こんにちは。火曜日担当の藤本裕汰です。本日もよろしくお願い致します。本日は基礎医学シリーズ触診編の第3弾になります。

 

下腿前面の基礎解剖

今回も基礎解剖から紹介していきます。下腿の筋群に関しては前面・外側面・後面の3つの部位から構成され、筋膜においても同様に区分されています(後面に関してはさらに二つに分けられる)。前面に関しては深腓骨神経に支配される筋群であり、前脛骨筋・長趾伸筋・長母趾伸筋・第3腓骨筋が存在します。これらの筋群にスポットを当てていきます。

 

前脛骨筋は以下の起始停・作用になります。前脛骨筋に関しては歩行周期の全てに働く筋であり、特殊な筋肉になります。前脛骨筋の機能が消失すると下垂足を認めます。

長母趾伸筋・長趾伸筋も背屈筋であり、補助的に働きます。2関節筋であり、前脛骨筋が弱化している例などでは長母趾伸筋・長趾伸筋が過剰に働き足趾伸展する例も多く見られます。その際には支持面が狭くなり、より不安定になることが考えられます。

第3腓骨筋は第5中足骨の背面にて停止しますが、中足骨体や中足骨頭に広がるパターンや第4中足骨底に停止するパターンが存在します1)。また、第3腓骨筋は6.6%で欠損している例も認めています。

下腿前面と臨床

下腿の前面筋の中で前脛骨筋は臨床の中で様々な場面で問題になることがあります。本日はその中でもアーチについて・反張膝について解説していきます。

基礎医学シリーズ触診編―下腿前面―

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