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今注目の筋膜整体が研究事業をスタート!その理由・内容とは?

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リハビリテーション領域で『研究』というワードを聞くと、なんとなく大学病院や臨床現場で行う学術的研究をイメージする方も多いのではないでしょうか。
 そんな中、整体分野など保険外サービスが行う『研究』とは一体どういうものか、疑問に思う人も多いと思います。今回は整体分野で研究事業をスタートさせた、今注目の青山筋膜整体理学ボディの研究に至る背景やその内容に迫ります。

保険外サービスが行う研究とは

そもそも、研究とは『ある特定の物事について、人間の知識を集めて考察し、実験、観察、調査などを通して調べて、その物事についての事実あるいは真理を追求する一連の過程のことである。』(ウィキペディア:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%94%E7%A9%B6)とされています。

 

つまり、単純に【明らかになっていないことを調べ、追求すること】です。本来、臨床現場でも整体分野での施術場面でも、単純に疑問に思ったことを調べ追求することには、保険内・外の差は無いとも言えます。


 今回取り上げる青山筋膜整体理学BODYは、まさに保険外サービスです。実際、彼らがどんな研究を行っているかというと【顧客の特徴や背景に関する調査】です。近年よく見かける様になった筋膜整体サロンや整体院。店舗数が増えているにも関わらず、「どんなお客さんがどんな経緯で来店しているか」については、実はまだ十分な調査や研究はなされていません。

100店舗達成を目指す中、研究に踏み切った本当の理由

近年、医療保険や介護保険で担うことが難しいケースでは、施術の費用を自己負担して 受ける保険外サービスを提供する施設が増えています。まさに理学ボディもその一つです。そんな彼らが研究に踏み切った理由は、お客さんとの関わりで感じた疑問です。保険外サービスの利用は、病院受診などの保険内サービスの有無に関わらず利用できます。そのため、理学ボディに訪れるお客様も

・病院で検査や診断を受けてから来店する人

・特に何もせずに来店する人

など背景や特徴も様々です。

理学ボディが行う【筋膜の施術で痛みをなくす】ことには、もちろんその技術が大切です。しかし、その前提として安全に施術を行うことが1番大切です。病院などの治療機関で検査や診断を受けた際の【事前情報】がある場合は、リスクを最小限にして施術を提供できます。 中には、初めて来店されたお客様で、理学ボディでの施術よりも病院受診の必要性が高く、施術をせずに受診を促すケースもあったとのことです。

 

このようなケースが重なると、そもそものお客様の背景情報や特徴を正しく把握することや、必要に応じた保険内サービスとの連携が重要であることを感じる様になります。その結果、今回の研究に踏み切ったと言います。

 

研究の内容と、結果を通じてわかる本当の課題

今回の研究のテーマは『保険外サービスを利用する顧客の特徴分析 -横断研究-』というもの。その内容は、同意が得られた対象者188名に以下の6つの質問を行い、顧客の特徴分析を行ったというものです。

■質問項目

1.基本情報:年齢,性別,就労の有無,既往歴,合併症,通院歴,罹患期間
2.疼痛強度(Numerical Rating Scale:以下NRS)
3.運動恐怖(Tampa Scale for Kinesiophobia-11:以下TSK-11)
4.神経障害性疼痛に関する質問紙(Pain DETECT)
5.中枢性感作(Central Sensitization Inventory-9:以下CSI-9)
6.破局的思考(Pain Catastrophizing Scale:以下PCS)

これらの質問の結果から、

・保険外サービスを利用する顧客は慢性疼痛を訴える人が多く、疼痛が慢性化しやすい要因とされる項目の影響が疑われる人が一定数存在している

・顧客の約40%は医療機関を受診せず、保険外サービスを利用している

という考察にいきつきます。

そして、

・罹患期間が長いにも関わらず、医療機関で適切な検査を受けていない人は、疼痛が複雑化している可能性が示唆された

・事前の質問用紙で神経障害性疼痛や心因性疼痛の関与が考えられる場合には、保険外サービスだけではなく医療機関の受診などを提案する必要性がある

であることが言えるとの結論に至っています。

 

これを受けて、理学ボディでは、「今後は医療機関との連携や疼痛教育の一環としてパンフレット配布などを行っていきたい」と述べています。理学ボディが目指す【最高の技術で世界中を健康に』するためには、自身のサービスに拘らず保険内サービスの利用も必要に応じて促しながら、連携をとっていくことが今後の課題になってくると考えています。

 

どうしても、競争率の高い整体部門では自社のサービスの価値提供や売り上げを重視してしまいがちです。しかし、保険外サービスの普及に伴い、この様な研究を通してお客様目線に立ち返ることが真の「お客様目線でのサービス提供」であると考えられます。今後も、この様に広い視野を持ちながら成長を続ける理学ボディに注目です。

 

スキルを磨きながら痛みを無くすために一緒に働ける仲間を募集中です

現在、青山筋膜整体理学BODYは一緒に働くスタッフの採用を募集しています。私たちと一緒に、スキルを磨き続けながら目の前のお客さんの痛みにしっかりと向き合える方はぜひ、ご応募お待ちしております!

※採用のご案内の詳細は下記のURLからご参照ください。

https://liff.line.me/1656049115-Ye8yj4MP/landing?follow=%40753opwiw&lp=rP9UDr&liff_id=1656049115-Ye8yj4MP

今注目の筋膜整体が研究事業をスタート!その理由・内容とは?

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