30日中央社会保険医療協議会・総会にて令和6年度診療報酬改定に向けた中間まとめが公表された。今後は個別項目に対して第2ラウンドの議論が行われる。以下リハ関連の議論をまとめる。
▶︎入院医療において、急性期では65歳以上の患者が相当数を占めているため、早期のリハビリが可能な地域包括ケア病棟等で受け止めることが望ましい▶︎回復期リハにおいてFIMの改善のみならず退院後に在宅医療を受ける 場合や施設に入所する場合において、ADLが維持されるような取組が重要。具体的には、医療保険下でのリハから介護保険下でのリハに移行する際、実施計画書等の情報交換が行われていない現状を指摘されている▶︎医療保険下での訪問リハ算定回数は近年横ばいである▶︎在宅医療における栄養指導で、リハビリテーション・栄養・口腔の連携において人材が不足している▶︎回復期・慢性期病院においても誤嚥性肺炎や低栄養の予防の観点から重要であり、地域の歯科診療所との 連携も含め、リハ・口腔・栄養の一体的な取組を進めるべき。
▶︎https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00203.html
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