キャリアコンサルタントが徹底サポート

川崎市長選に作業療法士ののずえ明美氏が立候補 子育て・福祉重視の市政を訴え

553 posts

2025年10月26日投開票の川崎市長選挙に、作業療法士の のずえ明美(のずえ・あけみ)氏(60)が立候補を表明した。のずえ氏は無所属で出馬し、「川崎民主市政をつくる会」が擁立している。子育て支援や医療・福祉の充実を中心に掲げ、「市民の暮らし最優先の市政への転換」を訴えている。

■ 作業療法士として医療現場から市政へ

茨城県出身ののずえ氏は、社会医学技術学院作業療法学科を卒業後、埼玉県三郷市の「みさと協立病院」で作業療法士として勤務。作業療法室の立ち上げに携わるなど、医療・リハビリの現場経験を持つ。
2001年に川崎市高津区へ転居して以来、地域の子育て支援や登校見守り活動、東日本大震災被災地支援などに取り組んできた。

■ 「子育て・福祉・くらし」中心の公約

のずえ氏は、「子育て安心のまち」「くらし安心のまち」「仕事安心のまち」の3本柱を政策の軸に掲げている。
具体的には、子ども医療費助成の18歳までの拡大、学校給食の無償化、教員不足の解消、不登校支援の充実などを提案。
また、市営住宅の増設や国民健康保険料の引き下げ、特別養護老人ホームの新設など、生活基盤の整備を訴えている。

■ 開発優先から市民生活優先へ

川崎市は政令指定都市の中で唯一、地方交付税の不交付団体であり、豊かな財政力を持つとされる。のずえ氏は「大規模再開発よりも、市民生活に財源を活かすべき」として、等々力緑地再整備や物流倉庫建設などの見直しを主張する。
街頭では「子育て世代や高齢者が安心して暮らせる川崎を」と呼びかけ、市民との対話型の集会や意見交換を積極的に行っている。

■ 選挙の構図と今後の争点

今回の川崎市長選は、現職を含む複数候補による争いとなる見込み。
少子化対策や再開発計画、医療・福祉政策、財政運営の在り方などが主な争点となる。
のずえ氏は、「現場の声を市政に反映することが、持続可能なまちづくりにつながる」として、専門職出身ならではの視点を強調している。

■ 注意:報道上の位置づけ

本記事は、川崎市長選挙に関する報道として、立候補者の経歴と政策を中立的に紹介するものであり、特定候補者への支持や投票の呼びかけを目的とするものではありません。選挙運動期間中の報道にあたり、公職選挙法(第138条の2・第142条等)に基づき、公平・公正な扱いを行います。

▶︎川崎市長選挙

川崎市長選に作業療法士ののずえ明美氏が立候補 子育て・福祉重視の市政を訴え

Popular articles

PR

Articles