今回はエビデンスレベルの高い評価の中でもバッテリーテストを抽出してお伝え致します。 もしバッテリーテストを使ったことがない方は、多角的な視点で対象者を評価できていないかもしれませんよ。
前回は、失行症の歴史に少し触れました。そこから、現在失行症にまつわる問題点として、検査結果と実際の生活内の行為の解離があることを指摘しました。また、現在研究領域における失行症の理解と、臨床現場での理学療法士などのセラピストの失行症に対する理解にも解離があるのが現状です。そこで、今回から、検査や評価結果から失行症を紐解いていくにはどうすれば良いのかを考えて行きたいと思います。
痛みの心理社会的要因。本日は心理状態を掘り下げます。不安や恐怖や抑うつって痛みに何に関係するのでしょうか。また心理状態から痛みは起こるのでしょうか?
第340回目のインタビューは、こども相談支援センター ゆいまわるの作業療法士、仲間知穂先生。ゆいまわるには6名の作業療法士が在籍し、地域の保育所や幼稚園、小学校の中で働いています。 学校に作業療法士と聞くとあまり馴染みがないかもしれませんが、アメリカでは、現在作業療法士の約20%が学校に配置されています。 日本で先駆的に活動を始めた仲間先生に、子供たちや親、教員との関わり方や、作業療法士の可能性について伺いました。