ざっくりPOINT
■回復期リハビリテーション病棟の診療報酬が2000年度改定で創設されて以来、全国各地で病床数が大幅に増え、十分な量に達しつつあります。そんな中、2016年度改定では「アウトカム評価」が導入され、「量」から「質」の充足へ政策のかじが切られました。
■回復期リハビリテーション病棟協会が当初掲げていた「全国ベースで6万床」の整備目標を優に超え、一部地域では病床過剰により競争が激化しています。さらに、制度改正の面でも経営環境の厳しさが増しています。
■次期改定でも、回復期リハビリ病棟の質を問い、患者の社会復帰を促す方向性が強化されるのは確実でしょう。ではアウトカム評価の基準値もより厳しくなるのでしょうか?
詳細を読む(引用元):日経メディカル
POST編集部コメント
回復期リハビリ病棟・病院(以下、回復期リハ)の乱立は、一部では「リハビリバブル」と言われています。
そんな回復期リハは、記事にもあるようにアウトカム評価を導入し量から質への転換を図ろうとしています。
次期改定でも”まだまだ報酬の手厚い”回復期リハの質は問われていき、いよいよ淘汰されていく時代に突入していくとみられます。
日本のPTOTの数多くが所属する回復期リハだけに、その動向はかなり注目です。
当事者意識を持って、動向を注視していくことが必要になります。
文責
POST編集部 細川寛将
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(文化庁:著作権なるほど質問箱)