記憶力テストの得点が、50~65歳と同程度を叩き出す80歳以上の高齢者、「スーパーエイジャー」の存在を知っているだろうか?
スーパーエイジャーの定義は論文によってまちまちだが、世界中で様々な研究報告がされている。
他の高齢者の脳と比較して何が違うのか、今回は2つの知見をご紹介する。
■ 18か月に及んだ調査期間中、スーパーエイジャーの脳は萎縮した量は約半分で、萎縮率は平均的な高齢者が2.24%だったのに対し、スーパーエイジャーはわずか1.04%だった。
■ スーパーエイジャーの脳は対照群の脳と比べると、厚みのある領域がいくつもあった。しかし、そうした領域は、認知プロセスと関係する領域ではなく、強い感情と結びついている領域だった。
(参考:65歳を過ぎても脳機能は20代、「スーパーエイジャー」たちが習慣にしているアクティビティ4つ)
現状、スーパーエイジャーになるには感情中枢を活性化させることで、そこに近づけると考えられている。
リハビリテーションも、ゲーム性をもたせたり、毎日同じメニューではなく、少し変えて患者さんに提供することが認知症予防には効果的だ。
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