ヨガを趣味にしている理学療法士も多いと思うので、今回はヨガと腰痛に纏わるこんな研究をご紹介する。
慢性の腰痛がある人は、ヨガを行うと理学療法と同程度の症状緩和が得られる可能性があることが、米ボストン大学医学部准教授のRobert Saper氏らの研究で分かった。12週間にわたってヨガまたは理学療法を実施した人では疼痛の低減が報告され、この改善は1年間維持されたという。
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米国内科学会(ACP)の新たなガイドラインによると、腰痛患者には薬物療法をまずは用いずに、他の治療法を試すことを推奨されている。
■ガイドラインでは、一般に12週間未満の腰痛の場合は、温熱シート、マッサージ、鍼治療、脊椎徒手整復により効果が得られる可能性があるとしている。
■ 12週間以上続く場合でも、運動療法、鍼治療のほか、ヨガ、太極拳、マインドフルネスによるストレス軽減、ガイデッド・リラクゼーションなどの「心身」療法、認知行動療法が有効な場合があるという。
詳細を読む(引用元):Carenet
理学療法士は腰痛患者に対して、数ある治療アプローチを行うのかが一番適しているかを選択し、提供する必要がある。
その選択の一つとして、運動療法として"ヨガ"があってもいいのかもしれない。
また、慢性痛に対しては"痛みの教育"を行うことも大切だ。
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