日本理学療法士協会は、4日付けで、国際事業の一環として、アジア次世代ミーティングの参加者公募を開始した。
来年3月7日から10日までの4日間、シンガポールにて以下のプログラムを行う。
①シンガポール国内の複数の病院や地域の施設・コミュニティーを訪問し、それぞれの現状と課題を分析してディスカッションを行う。
②シンガポールにおいてシンガポール理学療法士協会からの参加者とともに、3泊4日で開 催される同プログラムで、意見交換、情報収集、グループディスカッション、シンポジウム 参加などを行う。詳細は別紙参照。
③グループディスカッションでは、「How do you see yourself as a physical therapist?」、「 Role of PT in the ageing society and rise in chronic diseases」についてわが国の現状 と課題をシンガポールと対比ながら議論し、理学療法士の役割や活躍の場所について、 協会組織を含めてどう前進させていくのか、いくつかのグループ討議を予定している。参加者には、事前(日本や自身の課題の検討と資料収集、プレゼンテーション)と事後(振 り返りレポート)の課題提出が求められる。
また、応募資格は以下の5つの条件を全て満たすもので、募集人員は5名と狭き門である。
①日本理学療法士協会会員で、25歳以上39歳までの者(2019年3月8日時点)。
②新人教育プログラムを修了している者。
③英語によるコミュニケ―ションを積極的に行う意思のある者(TOEIC で730 点相当以上の 者が望ましい)。
④社会の高齢化や慢性疾患に対する理学療法について問題意識を持っている者
⑤帰国後に協会の国際活動に積極的に協力する意思のある者
宿泊費に関しては協会負担。渡航費用(旅費、交通費)に関しては10万円まで協会から支給される。
応募方法・詳細は下記リンクから