長時間労働は脳卒中・心筋梗塞発症に関連するのか

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国立がん研究センターの予防研究グループは、労働時間と急性心筋梗塞・脳卒中発症との関連を調べ、長時間労働が急性心筋梗塞の発症リスクを高くすることを明らかにした。

労働時間と急性心筋梗塞・脳卒中発症リスクとの関連

 

研究グループは平成5年から平成31年の間、5つの保健所管内に住んでいる40~59歳の男性約1万5千人を対象に研究を実施。事前にアンケート調査を実施し、そのアンケート結果から、1日の労働時間7時間未満、7時間以上9時間未満、9時間以上11時間未満、11時間以上の4つのグループに分類し、発症リスクを算出するために労働時間7時間以上9時間未満のグループを基準とした。その後、約20年間、それぞれのグループの急性心筋梗塞・脳卒中の発症について追跡調査を実施した。

 

追跡調査の結果、平均約20年間の間に急性心筋梗塞を発症した方212名、脳卒中を発症した方745名が確認できた。基準のグループとその他グループの発症リスクを比較した結果、1日の労働時間11時間以上のグループは急性心筋梗塞発症リスクが約1.63倍高いことが明らかとなった。また、労働時間と脳卒中の発症リスクとの関連はみられなかった。

 

今回の研究について研究グループは、地方の5つの保健所の管轄地域に居住する労働者を対象としたもので日本全体の労働者に対して一般化するには慎重であるべき。長時間労働とさらに詳細な病型別の脳卒中との関連を調べる必要があると述べている。

 

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