東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野の馬場美彦(ばばよしひこ)大学院生(現、杏林大学非常勤講師)と上月正博(こうづきまさひろ)教授らのグループは、小規模多施設型居宅介護における地域リハビリテーションプログラムが、要介護1~3の高齢者の参加や活動を促進することを科学的に実証したー。
ポイント
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▶︎https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20210215_01web_adachi.pdf
介入群の介入日・在宅日・通所日ごとの歩数
【用語解説】
注1. 小規模多機能型居宅介護:地域密着型介護保険サービスに分類され、地域住民との交流の下で機能訓練を行う。一方で、小規模多機能離床者は通所リハビリテーションが利用できない、訪問リハビリテーションの回数が制限されるなどの課題がある。
論文題目
Title: Effects of Adachi Rehabilitation Programme on older adults under long term care: A multi-centre controlled trial
Authors: Yoshihiko Baba, Chika Ooyama, Yasushi Tazawa, Masahiro Kohzuki
日本語タイトル:「要介護高齢者を対象とした足立リハビリテーションプログラ ムの身体活動への効果:多施設比較対照試験」
著者名:馬場美彦、大山千佳、田沢泰、上月正博
掲載誌名:PLOS ONE
DOI: 10.1371/journal.pone.0245646