転職支援をはじめて1年が経過しました。1年間の転職相談で、以下のような傾向が読み取れてきました。この中でも特に、「マネジメント経験の有無」は転職において大きなウェイトを占めると感じています。
PTOTST転職の現状
— 今井俊太@POST編集長 (@shunta0701) March 1, 2021
◾️北海道、東京、神奈川、埼玉、千葉、静岡、愛知、大阪、兵庫に集中。
◾️転職希望はクリニック、病院が大多数。しかし、求人が多いのは訪問看護、デイ、老健等。
◾️10年目以上の転職は厳しい。歓迎されるパターンはマネジメント経験(規模重要)
◾️資格価値よりも個人の価値重要
しかし、ただ「私マネジメント経験があります!」といったところで、評価はなかなか難しいはず。となると、何をもって「マネジメント経験あり」と評価されるのか?少し気になりましたので、今回は“部下の人数”だけに絞って、twitterで調べてみました。(回答数:98票)
【PTOTSTの皆さんにお聞きします】
— POSTリハビリメディア (@POSTwebmedia) March 11, 2021
みなさんが「マネジメント経験」を評価する場合、“部下の人数”に限定して考えると、「経験あり」と評価できる人数は以下のうちどれですか?
※定義を決めるものではありません。
※沢山のご意見が必要なためシェア、拡散にご協力下さい。
皆さまからいただきましたコメントを掲載します。
*削除希望の場合、以下よりご連絡ください。
↓
https://1post.jp/inquiries/new
「部下の人数」が指標であれば、20人以上かな。
— Yuki Obokata (@oboyiku__pt) March 11, 2021
10数人だったら1人でもなんとかなる。でもそれはマネジメントというよりは、リーダーシップの面が大きい。
15人以上となると、サブを2人は置く必要があり、サブを通して部門全体をマネジメントすることになる。
故に、選択肢の中では20人以上となる。 https://t.co/0025vEaLx7
自己評価、他者評価問わず、マネジメント経験を評価するときは
— 吉田 哲也 / Tetsuya Yoshida (@t_yoshida_zq) March 11, 2021
「仕組み/環境によるもの」
「部下の能力によるもの」
「自分の能力によるもの」
などの要素分解をするようにしている。
もちろん要素間の優劣はなくて、“どんなマネジメントによる成果なのか”みたいな見方です。 https://t.co/pf1bi6RdTW
広く浅く、5〜10人を均等に見る。間とって7人位がベストだと思って組織作りしてる。 https://t.co/VAHkWs4gLB
— 輪違弘樹 Hiroki Wachigai (@hirokiwachigai) March 11, 2021
マネジメントは20名超えてからの印象です。
— akiyoshi_reha (@AkiyoshiS_pt) March 11, 2021
1人で安定的にみれるのは5人。色んな人いるから。
10人のチームはマネジメントではなくリーダーシップで可。
それ以上をまとめるのはサブリーダーが必要でマネジメント力いる。
1人で20数人みようとしたら死んだ、僕も組織も。
100人規模やってる人は神様。 https://t.co/d7COWPobdp
ただの経験則だけど、7人までのチームは一人のリーダーで運営標準であり、それ以上はサブが必要となる
— ハリPT@リハノメ運営・株式会社gene代表 (@harimotogene) March 11, 2021
あとはこれの繰り返しだけど、7人と50人と100人ぐらいでマネジメントの次元が大きく変化すると思うのです
色々な人に聞くと100人を超えたら300人くらいまでは同じような感じだそうです(´・ω・`) https://t.co/L52h1YeeHC
スパン・オブ・コントロール
あまり聞きなれない言葉として、「スパン・オブ・コントロール」という経営学用語があります。要するに、企業内でマネージャーが管理している部下の人数や業務の領域のことです。
一般的には管理できる人数は5~7人程度と言われています。細かい話はさておき、今回の調査結果としても同様の結果となりました。また、平成29年に内閣官房内閣人事局がおこなった調査結果も以下に掲載します。
管理職のマネジメント能力に関する アンケート調査:平成29年3月 内閣官房内閣人事局
上記結果においても、同様の結果となりました。ただし、 スパン・オブ・コントロールは様々な要因により左右されるため、絶対的な数字基準とはなりません。あくまでも人数の基準となることを前提にご理解ください。
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参考
医療経営人材育成テキスト(経済産業省):https://www.meti.go.jp/report/downloadfiles/g60828a09j.pdf