厚生労働省は、平成30年「国民健康・栄養調査1)」による「運動習慣者の状況」を報告。結果が以下の通りとなりました。
・男性31.8%、女性25.5%で運動習慣あり。
・20代の男女で最も低い(男性17.6%、女性7.8%)
※運動習慣者の定義を「週2回以上、1回30分以上、1年以上、運動している者」
また、IHRSA(国際ヘルス・ラケット&スポーツクラブ協会)が毎年発行しているレポートで、世界のフィットネス参加率がランキング化されており、トップのスウェーデン20%に対して日本は3%の参加率にとどまっています(日本は平均的に3%前後をキープ)。
という上記データを踏まえて、運動指導を専門の一つとする我々療法士においては「もっと運動習慣あるのでは?」と思い、twitterで調べてみました。(回答数:69票)
【PTOTSTの皆さんにお聞きします】
— POSTリハビリメディア (@POSTwebmedia) March 18, 2021
日々患者さん/利用者さんへ、運動をお伝えしている皆さんの運動習慣を教えてください。
※運動の種類は問いません。
※1回の運動時間を30分以上とします。
※沢山のご意見が必要なためシェア、拡散にご協力下さい。
これまで何度か、Twitterにてアンケートを行ってきましたが、平均的な回答率よりも低い傾向にありました。臭いものには蓋をしたいという事なのか、興味関心がそもそもないのか分かりませんが、回答率もさることながら「運動習慣が全くない39.1%」がもっとも多くの票を集めました。
この結果を前向きに考えてみると、厚労省が定義する“運動習慣者”の割合を見ていくと50%を超えるため、一般の人よりも運動習慣があるのでは?と考えることもできます。
昨今、コロナの影響か「投資」に関心が集まっていると感じますが、“健康投資”もぜひ、考慮した上でのポートフォリオを組んでみましょう。
参考
1)https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08789.html
2)https://www.ihrsa.org/publications/the-2020-ihrsa-global-report/