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【脳卒中シリーズ】脳卒中リハビリに必要な知識ってなに?

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お読みいただいている皆さんありがとうございます。理学療法士の唐沢彰太です。脳卒中リハビリテーションには、非常に多くの知識と技術が必要です。疾患に限らず必要な、解剖学、生理学をはじめ、神経疾患である脳卒中では脳科学、神経生理学など挙げればキリがありません。そこで今回は、今年卒業した新人をはじめ、転職や配属の変更で脳卒中患者さんを担当することになった方向けに、ここだけは押さえておきたい知識を紹介していきます。

脳卒中は脳の病気

まず欠かせないのは〈脳に関する知識〉です。具体的には、脳の解剖学がメインです。脳のどこがどんな役割があるのか?を、学生の頃に習った内容は確実に網羅しておきましょう。脳に詳しくなると、脳卒中のリハビリに自信も出てくるのでオススメです。


次に脳と言えば〈脳科学〉です。脳科学は、「人が○○をしている時、人の脳がどう働いているのか?」の知識が得られることが多いです。例えば、「話している時には、脳全体が同期して協調的に働いている」みたいな感じです。

 

これら2つの知識をもとに、脳のある領域が損傷すると、何をすることが難しくなるのかを理解することができます。上頭頂小葉を損傷すると感覚障害が生じる、上縦束を損傷すると半側空間無視が生じる。脳卒中において、患者さんの疾患と病態を結びつける役割があるんですね。

 

介入において重要な知識

【脳卒中シリーズ】脳卒中リハビリに必要な知識ってなに?

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