そのまま臨床に落とし込める参考書
極めに究めるシリーズの最新作「歩行と姿勢」の献本をいただきましたので、書評として掲載させていただきます。今回6シリーズ目になる本書ですが、毎回の共通点として「臨床に落とし込むことを意識した参考書」という印象です。
脳血管疾患の患者に対して歩行の自立度をチェックする際どのような指標を皆さんは臨床で活用しているでしょうか?本書では、そのような評価方法をまとめて伝えられています。
もちろんそこに関わる基礎医学情報も網羅されており、読み物としても重宝されます。これまで、生理学は生理学、運動学は…などと分断された学びで各学問の垂直統合ないし、水平統合は各々に委ねられていました。
この点に関して解答を出した参考書が「極めに究めるシリーズ」といっていいでしょう。
【シリーズ書評】