目次
1.要支援1~介護2までが廃止⁉
2.訪問看護ステーションはどうなるの?
3.結局は盤石なステーションに勤務する事が一番
4.おすすめの訪問看護ステーション
1.要支援1~介護2までが廃止⁉
今年の財務省の議事録を見ている方は把握されていると思いますが、中でも下記2点が我々には大きく関わる問題になりそうです。
※ここでの項目は2022.12に先送りが決まりました。
●介護保険負担割合を基本2割へ (39P)
●要介護1・2の介護保険外し (42P)
一つ目の負担割合の倍増ですが、現状1割負担の介護保険が今後2割負担を基本ラインとなるようです。ここに関しては、医療保険と同じ道を歩むと前々から言われていたので、早かれ遅かれであったので、驚く方は少ないかもしれません。二つ目は、介護保険外しと記載していますが、本文中では「要介護1・2への訪問介護・通所介護の地域支援事業への移行等」という表現になっています。
察する方はピンとくると思いますが、財務省はこの方針でいきたいようです。下記に一次情報(財務省のリンク)を貼っておきますので確認ください。テレビやネットで切り抜かれた二次情報でなく、直接情報に触れるのは大事だと思います。
2.訪問看護ステーションはどうなるの?
まず、今後の動向をどうやって知る事が出来るのかを挙げていきます。基本的には、財務省や厚生労働省のサイトを見る事が大事です。下記のあげたリンクは、今月厚生労働省であった会議の資料です。まさに国がどの方向に向かっているかをタイムリーに知る事が出来ます。
実際には、現時点で明確な国からの情報は出されておりません。しかし、ここまでの流れから訪問看護ステーションからのリハビリ職種の訪問は良くて現状維持になると思われます。以前は、看護師配置割合6割という制度の案もありましたが、利用者のニーズが高いリハの締め出しという見方もあり見送りになった過去もありました。
現在は、「訪問看護体制強化加算」の算定条件に看護職員の割合が6割以上という項目があります。実際に総従業員数割合で線引きしてしまった場合は、
●看護師100名配置し、万全な看護体制!が、リハ職種が100名いると算定不可能
●地域のリハビリニーズが高く、国の推進する予防に力を入れるため
リハ職種の割合が多くなっている状態だと、算定不可能などの弊害が多く、地域医療に貢献してきた事業所まで制度のあおりを受ける事になります。2024年の改定での予測としては、
・看護師配置の多いステーション
・看取りなど重症患者を多く担当するステーション
・地域との連携を取っているステーション
・理学療法士等による予防訪問看護の12か月を超える訪問を行っていないステーション
などが、要件になる事が予測されます。前回、前々回の改定の方針や各省庁の情報から準備をする事が大切です。財務省や厚労省の情報を確認と、中央社会保険医療協議会の動向を見つつ準備していきましょう。
3.結局は盤石なステーションに勤務する事が一番
国の方針としては、デイサービス(通所介護)や訪問看護ステーションのいずれにおいても、人数配置の多い事業所を評価する方向に動いています。また、前回の改定では看護師とリハビリ職種が連携する事にも重きが置かれました。実際には、デイサービスでも、大規模事業所で単価が高く加算も取れたり、訪問看護ステーションでも看護師人数が多く重症化をフォローする体制のあるステーションに対して加算を付けたりしています。
このことから、
「最低でも看護人員が10名以上かつリハと連携が取れている訪問看護ステーション」
なおかつ、
「24時間体制が余裕をもって運営できている」
事が非常に重要になってきます。上記を転職活動などの際にも一つの指標にすると、長く安定して働ける職場になると思います。人員に関しては、強化加算の単純に人数のみではなく、「離職割合」や「職場環境や待遇」も人数定着のポイントになると思います。
4.おすすめの訪問看護ステーション
神奈川県川崎市に「Luxem訪問看護リハビリステーション」があります。多摩区(小田急線向ヶ丘遊園駅)、麻生区(小田急線柿生駅)、宮前区(田園都市線宮崎台駅)の3店舗展開しており、法人内で居宅介護支援事業所も3店舗、デイサービスも3店舗運営しているので、安定感抜群です。現在も看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を増員中で、事業拡大中の勢いのある訪問看護ステーションです。
*こちらから応募→入職されると祝い金(正社員10万円、パート3万円)がもらえます。
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Luxem訪問看護ステーションでは、
・制度変更や業界の情報にいち早く対応した体制
・入社時に研修を2.3週間行うため、制度の学習や訪問の基本を学べる
・協会等の代議員や理事を務める職員なども在籍
・人員も多く、サービスが厚い
(男性職員が育休をとりやすい。別記事参照:育休が最高にとりやすい職場ー全国平均〇〇倍の育休取得率ー)訪問看護をするなら是非見学だけでもお越しください。