【評価】レーダーチャートを使って転職先を決定する方法

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【目次】
1、転職先の選び方
 1)今の職場を点数化
2、転職はトレードオフ
 1)転職先の点数化
 2)転職を一旦踏みとどまるパターン
3、まとめ

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転職先の選び方

今の職場を点数化

 これから転職を考える人にとって、どんな職場を選んだらいいのかわからないことがあると思います。そんな時は、学校の先生に相談するか、先輩に相談するか、実習地に相談するなどの方法があると思います。

 

そもそも、「なぜ転職先に悩んでしまうのでしょうか?」何事も取捨選択には基準がつきものです。一体その基準にはどんなものがあるのでしょうか?

・給与

・昇給

・休み

・勉強

・従業員

・平均年齢

・専門分野

・先輩の有無

・実家からの距離

・交通手段

etc.

 

 とりあえずは上記のように、この項目をたくさん列挙してみることから始めるといいでしょう。その中でも、自分が求めるベスト5を決定しましょう。

選択できたら、いよいよ準備の完了です。上記の図形の5角にその要素を、書き加えてみましょう。下記のような具合です。

そうしたら今の職場をピックアップした5項目で点数化します。もっとも優先順位の高いものは5点として、一番外枠の位置にポイントします。このようにして、それぞれの要素に対して、点数化して合計点を出します。

 

転職はトレードオフ

 続いて、次の転職先に求めることを、上記の5項目を変えずに点数化します。ここで忘れてはいけないのが“トレードオフ”という考え方です。簡単に言えば、何かを得ると何かを失うということです。

 

転職において多い考え方が、「総合点の向上」です。上記を例にとると「休み」を自由にとりたいと考え、転職を考えたとしましょう。ここで、点数を「2点→5点」にあげたとします。

 

そうすると、合計点は18点となりますが、通常こうなりません。逆に言えば、「総合点の向上」を目的とした結果起こることが「こんなはずじゃなかった」という状態です。

 

転職先の点数化

 では具体的にどうすればいいのか?まずは例を見てみましょう。

ご覧いただいてわかる通り、合計点は変わっていません。しかし、各項目を細かく観察してみると「休み」項目と「給与」項目が共にアップしています。しかしそれに伴って、「スキルアップ」「距離」「人間関係」項目がダウンしています。これがトレードオフです。

 

これを具体的な場面で、考えてみると「休み」を自由に取れる場に転職した場合、「スキルアップ」環境の整っていない場であっても転職地候補となる、ということです。

 

最初の職場では、「スキルアップ」を重視していましたが、自分で学ぶことができるようになった今、優先順位が「休み」となったということでしょう。このような点数化となったら、上記にあう転職先を見つければいいわけです。

 

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転職を一旦踏みとどまるパターン

 このような点数化を行うと必ず起こることがあります。それは、「点数配分が変わらない」「チャートの形がほとんど変化しない」という状態です。このパターンも多く拝見しますが、今の職場がご自身の理想に近いことの証明でもあります。

 

転職の始まりは、漠然とした不安から始まることもあり、外からの情報によって転職を考える人が多い印象です。となると、転職先のことばかりに目がいきがちですが、今の職場がどの程度自分の理想に近いのかを客観視することも重要です。

 

ぜひ、一度転職を考えていなかったとしても今の職場が自分にとってどれほど適した環境なのかを再認識する意味でも、一度レーダーチャートを作ってみると良いでしょう。

 

まとめ

 今回は、「転職先を選べない」という方向けの選択方法をお伝えしました。あくまでもこの方法は一例です。とても大切なことは、「仕事」が自分の人生においてどのような立ち位置なのかを知ることだと思います。

 

仕事に生きるのも、プライベートの充実を優先するのも個人の選択です。今一度、自分の人生を見つめ直す意味でも自分の人生にとっての「仕事」とは?を考えるきっかけとなっていただければ幸いです。

 

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