指導監査から報酬改定、地域構想まで──読者の関心を集めた話題をランキングで振り返る
2025年8月、POSTで多くの閲覧を集めた記事を、PV(ページビュー)数順にランキング形式でご紹介します。
今月は、厚労省による指導監査結果の公表や、令和8年度診療報酬改定の議論開始、地域医療構想の新展開など、制度の動きに対する関心が高まりました。
5位から順に振り返っていきましょう。
第5位:香港でPT/OTの直接アクセスが実現へ 立法会が2025年修正法案を可決
▶︎記事はこちら:https://1post.jp/8024
日本でも議論が続く「直接アクセス」が、アジアで初めて制度化へ。2025年の法改正によって、香港では医師の紹介なしに理学・作業療法士による施術が可能に。グローバルな動きとして注目されました。
第4位:土日祝日のリハビリ実施促進へ、専従要件緩和を検討―中医協・入院分科会
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中医協で土日祝日のリハ提供を後押しする議論が進行中。専従要件の緩和など、人員配置の見直しが検討されています。休日リハの実施率向上に向けた制度改革の一環として、現場の注目を集めました。
第3位:回リハ『専門等機能』に分類|新地域医療構想で4機能体制へ
▶︎記事はこちら:https://1post.jp/8045
「新たな地域医療構想」で回復期リハビリ病棟が“専門等機能”に位置づけられたことが明らかに。回リハの役割が改めて制度上明文化され、4機能体制の中での立ち位置が注目されました。
第2位:令和8年度診療報酬改定に向けキックオフ|医療現場の苦境、委員から危機感の声も
▶︎記事はこちら:https://1post.jp/8046
次期報酬改定に向けた議論が本格スタート。物価高騰、人手不足、医療機関の収益悪化──現場が直面する課題に対し、厚労省の審議会委員からも強い危機感が表明されました。
第1位:リハ関連の指摘が頻出|厚労省が指導・監査結果を公表
▶︎記事はこちら:https://1post.jp/8029
全国の医療機関・介護事業所を対象に行われた2023年度の指導・監査結果が公表され、リハビリに関連する指摘が多数含まれていたことが明らかに。届出の不備や記録管理、提供体制に関する指摘が目立ち、制度遵守の重要性を改めて浮き彫りにしました。
制度の動きが現場に与える影響は年々大きくなっています。
POSTでは今後も、実務に役立つ制度情報と現場の視点を届けてまいります。
来月のランキングもどうぞお楽しみに!