新庄アキラのひとりごとPOST【第3回】

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【第3回】装具難民を救いたい

2年前に某総合病院から、近所のデイケアに転職いたしました、新庄アキラです。

 

先日新規ご利用の事前訪問で、ある利用者様の自宅に伺いました。

そこで見た衝撃の光景をご紹介します。

か、神棚に装具が!!!

 

私「歩く時付けていないんですか?」

本人「重いから付けんわ」

夫「なくても歩けるからいらんわ、高くてもったいないからお供えしてるわ」

よくよく聞けばKAFOを作成し、入院リハビリ中はKAFO→AFOと使用していたけど、退院してからは一度も使用していない様子。

動作確認をしたら足関節も固く、back kneeが気になりますが、手すり伝い歩きでトイレに行ける状態。

 

退院時に、担当PTからは「家でも歩く時は付けて下さいね」とだけ言われていたそうですが、実際はこのような状況です。

 

私「お父さんの介助は見込めなささそうだし、ご本人も高次脳がありそうだな…」

 

こちらのケースは、身体機能はもちろん、ライフスタイルやご本人・ご家族の思いなども含めて、場合によっては作り直しも視野に入れて、段階を追って評価していこうと思っています。

 


他にも、

・発症入院時の急性期病院で作った装具を10年近く使用していて、サイズも能力も適合していない人

・自分で付けられないから使用していない人

・足関節が拘縮し、膝の痛みが出てしまった人

・そもそも必要かどうかも分からない                などなど

在宅生活で装具難民になっている人はたくさんいらっしゃるようです。

「どこに連絡していいのか分からない」

「無くても生活できるから面倒だし、いらない」

「そもそも合っていないと分からなかった」

装具作成時、患者・家族教育、退院時の連携、、、各セクションで私たちに出来ることはもっとあるはずです。


 

急性期病棟で装具をガンガン作成している夫(わりかしまともなPT)に、在宅はこんな現状だから、作成時に患者教育と家族指導ちゃんとしてよって言ったら、「やっとるわ!!」と言われました。出過ぎた真似をしてすみません。

 

インスタグラムではもはやリハビリとは何の関係もない日常漫画を更新しています→@shinjo_akira

 

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