24日「第8次医療計画に関する検討会」が開催され、「在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ」の取りまとめをベースに議論が行われた。第7回在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループにおいて議論にあがった訪問リハビリと訪問看護におけるリハ職の役割は異なることが今回も強く強調された。
2024年より「第8次医療計画」(2024-29年度の計画)が始まる。この検討会によって意見を整理し、年度末に指針を示す。次期計画において、「在宅におけるリハ、栄養、口腔機能の維持改善の一体的提供強化」がポイントで、誤嚥性肺炎等による機能低下を防ぎ介護度の維持、向上に寄与することが目的となる。
強化される分野はあくまでも訪問リハビリであり、訪問看護におけるリハ職に対するものではないと強調。第8次医療計画では「訪問リハビリ」の実施状況を地域で把握することとなった。この点に関して、「訪問リハビリの把握のだけでは全体把握はできない」との指摘もある。
▶︎https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29343.html
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