動物進化の過程から考える「筋緊張の緩め方」

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発生学をもとに考えた独自の評価・治療方法「8Blocks Method」は、系統発生(進化の過程)に着目し、筋肉はなんのためにできたのか?骨はなんのためにできたのか?という発生の原点から、人間の体に起きるトラブルを読み解き体系化したものです。

 

もっすー。The Physio Fit studio Gen.の武田です!

The Physio Fit studioでは、東京都世田谷区で毎日通える体操教室やパーソナルトレーニングを提供しています。

 

第二回の記事は、YOUTUBEで以前紹介した「ふくらはぎの緊張を緩める」という動画について、当スタジオで取り組む独自の施術方法「8Blocks Method」の理論とともに解説していきたいと思います!

系統発生の中で筋肉が先か、骨が先かというポイントが、筋緊張を考える上でも重要になってきます!

 

「瞬時に筋緊張を緩める動画」

まず最初は緊張を緩める動画からご覧ください!

 

少し手元が見にくいですね!さてどのようにして筋緊張を緩めているのでしょうか?

勘のいい方なら「関節モビライゼーション」と気がつかれるかもしれません( ^∀^)

現象としては同じように見えますが…

8Blocks Methodでは「系統発生(進化の過程)」から紐解いていきます。

解説はこちらです⬇️

ふくらはぎを緩める方法(8Blocks Methodについて)

いかがだったでしょうか?

 

躯体構造としての「骨」ではない

解剖学の教科書を見ると、骨があたかも人体の基礎、躯体構造の根幹をなすように見えてしまいますが、元々は排泄物のカス。

海で生活していた我々の祖先から見てみると進化の過程の「負の遺産」とも言えるものだったのです。

しかし、この硬い結合組織は、生物が海から上陸する上では、有利に働いた存在だったことはいうまでもありません。

長らく常識と考えられていた「骨を動かすための筋肉」。

系統発生という視点でみると、「筋肉」が先にあったことは疑いようのない事実です。

骨の模型にペタペタと筋肉を張るようなイメージを拭い去ることができれば、筋力トレーニングやストレッチなどに対する考え方も大きく変わるかもしれません。

次回は「ストレッチ」を生体力学と発生学の観点からまとめてみたいと思います!

 

→ご意見・ご質問等ございましたら、お気軽にご連絡ください!

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(記事:武田 真也

動物進化の過程から考える「筋緊張の緩め方」

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