リハスタッフ必須の技術を1冊に! 『嚥下障害エクササイズ&ストレッチ マスターBOOK』

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2017年5月15日(月)発行予定
『写真でわかる!1冊で習得する!嚥下障害エクササイズ&ストレッチ マスターBOOK』
事前予約価格にて、現在、予約受付中!

嚥下機能へのアプローチ

 

肺炎は、下のグラフのように、とうとう死亡原因の第3位となりました。

この高齢社会においては必然かもしれません。

 

みなさんが日常関わっている方でもフレイル・サルコペニアなどの状態で嚥下能力が低下し、誤嚥性肺炎などを引き起こしている方も沢山いらっしゃると思います。

 

今後、団塊の世代が後期高齢者となる2025年以降、このように、嚥下能力の低下から

誤嚥性肺炎などの重篤な状態になられる方はますます増えることが予想されます。

嚥下障害に対しては、様々なアプローチ方法があります。

食形態の変更・嚥下しやすい肢位・観血的アプローチ・運動療法等。

そこの中で、嚥下を運動と捉えた時に、筋に対するアプローチに意味が出てくると考えます。

 

運動のパフォーマンスの向上により、嚥下障害にアプローチする。

 

たくさんの嚥下障害に対する本が出版されている中、筋や運動に焦点をあてているものは日本にありませんでした。

弊社は、この点に着目し、以下のセミナーと新しいコンセプトの本を出版することとしました。

 

言語聴覚士のための頚部周囲筋の触診とストレッチング

 

弊社の開催しているリハスタッフ向けのセミナーのひとつに

『言語聴覚士のための頚部周囲筋の触診とストレッチング-嚥下障害の予防・改善を目指して-』

というタイトルがあります。

 

(参考リンク)

 ・2017年5月7日(日)名古屋会場

   http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1482823573-786794

 ・2017年6月18日(日)大阪会場

   http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1485319078-937945

 ・2017年7月9日(日)東京会場

   http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1487122841-232168

 

このセミナーは、「IDストレッチング」シリーズで有名な鈴木重行先生(名古屋大学教授・理学療法士)が

学生時代、筋についてほとんど学ぶ機会のなかった言語聴覚士の方々へ向けて

座学と実技を交えながら、嚥下機能に関わる筋の名称・場所・触診の方法などを伝えるセミナーです。

 

しかし、実際に参ご参加いただいた言語聴覚士の方々にお話を伺うと

『一日参加したけど、結局最後まで筋の名前が覚えられなかった』

『「これでいいのかな?」と他の方の動きを真似するばかりで

 正しくできているか不安なまま終わってしまった』

というご意見を頂戴してしまうことがあります。

 

理学療法士・作業療法士の方々から見るとあたりまえに感じられる<筋>ですが

言語聴覚士の方々にとっては、やはりハードルが高いもの…。

5時間というセミナーの時間以外にお伝えする手段はないものかと

鈴木先生とともに、弊社スタッフは考案いたしました。

 

嚥下障害に「触れる」アプローチ方法

 

そこで生まれた今回の新刊がこちらです。

 

 

中身を少しご紹介させていただきます。

・触診のポイントを、写真と文章を使ってわかりやすく解説し、透視図で筋肉のイラストを掲載しています。

・写真を見て触診のポイントを確認し、文章の解説で要点を習得することができます。

・イラストにより、どの筋肉をストレッチしているのかを把握できるので、写真、文章と合わせてより立体的に理解を深めていただけます。

・掲載している筋肉は、頚部を中心に嚥下に主に関わるものを中心となっています。

 

発売予定日は5月15日(月)

 

嚥下障害の評価法やアプローチ方法が様々ある中で

選択しやすいアプローチとして、運動療法やストレッチがあると考えています。

筋が苦手な言語聴覚士の方にも

得意分野でのアプローチを求めていた理学療法士の方にも

ぜひご覧いただきたい一冊です。

 

写真でわかる!1冊で習得する!嚥下障害エクササイズ&ストレッチ マスターBOOK

 

<編集・著作・監修>

 鈴木 重行(名古屋大学大学院医学系研究科 教授・理学療法士)

 

<目次>※予定

第1章 総論
    わが国の人口動態
    死因の動態
    誤嚥と肺炎
    嚥下障害に関する課題と展望

第2章 嚥下における筋肉の役割
    嚥下のメカニズム~筋活動を中心に~
    誤嚥のメカニズム

第3章 アライメントが嚥下機能に及ぼす影響
    老化によるアライメントの変化
    脊柱変化が骨盤および下肢のアライメントに与える影響
    脊柱変化が頭頚部のアライメントに与える影響
    頭頚部のアライメント変化が嚥下機能に与える影響
    座位姿勢の変化が嚥下機能に与える影響

第4章 頭頚部の関節可動域と嚥下機能
    頭頚部の屈曲可動域における問題点
    関節可動域の測定方法
    誤嚥肺炎患者における頭頚部の屈曲可動域に関する調査
    臨床での簡便な測定方法の紹介

第5章 
   ランドマーク触診
    ・外後頭隆起
    ・上頂線
    ・後頭鱗
    ・乳様突起
    ・第1頚椎横突起
    ・第2頚椎棘突起
    ・頚椎横突起列
    ・第7頚椎棘突起
    ・第1胸椎棘突起
    ・胸椎横突起
    ・肩甲棘
    ・肩峰
    ・肩甲骨下角 
    ・肩甲骨内側縁 
    ・肩甲骨上角
    ・鎖骨 
    ・胸骨柄 (上端;胸骨切痕、下端;胸骨角)
    ・第2肋骨
    ・烏口突起
    ・小結節
    ・大結節
    ・結節間溝
    ・舌骨
    ・甲状軟骨
    ・輪状軟骨

   筋の触診&ストレッチ
    ・僧帽筋上部線維
    ・頭半棘筋
    ・頭板状筋
    ・肩甲挙筋
    ・後頭下筋群
    ・胸鎖乳突筋
    ・前斜角筋
    ・中斜角筋
    ・顎二腹筋
    ・茎突舌骨筋
    ・顎舌骨筋
    ・甲状舌骨筋
    ・胸骨舌骨筋
    ・肩甲舌骨筋

第6章 嚥下機能維持・改善を目的とした筋力強化
    頭部挙上訓練
    メンデルソン手技
    呼気筋力トレーニング
    舌挙上運動
    前舌保持嚥下法
    開口運動
    下顎引下げ運動
    骨格筋電気刺激法

 

<発行>

 株式会社gene

 

<発行予定日>

 2017年5月15日(月)発行予定

 

<定価>
 3,456円(税込)

 

≪事前申込価格≫

 2017年5月14日(日)まで

 3,200円(税込)

 

<詳細・お申込はこちら>

http://www.gene-books.jp/SHOP/JM-0006-EG.html

 

リハスタッフ必須の技術を1冊に! 『嚥下障害エクササイズ&ストレッチ マスターBOOK』

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